past
過去は過去なりの、それから、今は、今だからこそ。
前のパソコンのファイルから引っ張り出してきた、
とある絵の一部。
上が線画、下は完成版の文字を抜いたものです。
当時のオン友に捧げたもので、描いたのはなんと6年前。
そんなに経っているのかと、今、自分でも吃驚しています。
全体で見れば、とても見るに堪えないものなのですが、
当時は特に髪の流れに凝っていて(今も同じですが)
その中でも、この絵の髪の流れが一番、
綺麗に描けたものだと思います。
絵の描き方が変わってしまった今、もう
この髪の描き方をする事は出来なくなってしまいました。
何とこの頃は、下描きでも髪をほぼ一発で描き、
それをなぞって線を綺麗にしたものを、線画にしていました。
今このようなものを描けるかどうかすら危ういのに、
一体こんなもの一発で、どういう感覚で描いていたんでしょうか。
髪の流れに限らず、
当時未だ絵が下手だったからこその新鮮な感覚を、
今の私が見習うべきところはたくさんあると感じています。
過去は過去なりの、下手は下手なりの、良いところがある。
勿論、見るに堪えない絵だという事に変わりはありませんが、
改めて見直してみて、自分の絵なのだけれど
何か純粋なものを感じたりして
今の私が、その感じたものを糧に、絵を描いてみる事もあったり。
不思議ですが、今の私が描く絵に少なからず良い影響となると
そんな予感がしています。
・・・この絵を捧げたオン友ともう一度話がしたいのですが、
もう何年も前に"パソコンを触る事がなくなってきた"と
ブログに書いたきり更新が途絶えたままなので、
彼女の事を考えると、もうネットはしていないのかなと思います。
ネットの友人とはいえ、今でも大切な友人だと思っているのですが、
本当、彼女、どうしてるかなぁ・・・
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